法事・法要
「お墓を買うお金がない」は恥じゃない。故人もきっと喜ぶ、新しい供養のカタチ5選
「お墓を買うお金がない…」そのように悩んでいらっしゃるのですね。
ご先祖様や故人を大切に想う気持ちがあるからこそ、お墓をどうすべきか真剣に悩まれていることでしょう。
葬祭カウンセラーとして、そして新しい供養のカタチを創る専門家として、まずお伝えしたいのは、「お墓を買うお金がないことは、決して恥ずかしいことではない」ということです。大切なのは、故人を想い、心を込めて供養すること。そして現代には、高額な費用をかけずとも、故人もきっと喜んでくれる素晴らしい供養の選択肢がたくさんあります。
この記事では、お墓や供養の専門家である私、新原が、新しい供養のカタチ5選を、費用やメリット・デメリットと共に徹底解説します。この記事を読めば、あなたと故人にとって最適な、心安らぐ供養の道がきっと見つかります。
【この記事の結論】お墓を買うお金がなくても大丈夫。5つの新しい供養のカタチ
| 供養方法 | 費用相場(1名あたり) | 特徴 |
|---|---|---|
| 永代供養墓 | 5万円~30万円 | 寺院・霊園が永代管理。継承者不要で安心 |
| 樹木葬 | 20万円~80万円 | 自然に還る。2025年人気No.1(48.5%が選択) |
| 納骨堂 | 10万円~150万円 | 屋内で天候を気にせずお参り可能 |
| 海洋散骨 | 5万円~30万円 | 故人の遺志を尊重し、海へ還す |
| 手元供養 | 3千円~ | 故人をいつも身近に感じられる |

なぜ「お墓がない」選択もアリなのか?供養の価値観の変化
「お墓がないなんて、ご先祖様に申し訳ない…」そう感じてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、現代社会において「お墓を持たない」という選択は、決して特別なことではなくなっています。
その背景には、経済的な理由だけではない、現代ならではの課題と価値観の変化があります。
経済的な負担だけじゃない。お墓を取り巻く現代の課題
かつては当たり前だった「家のお墓」は、今、多くの課題に直面しています。
大きな要因の一つが、少子高齢化による継承者問題です。
お墓を継ぐ子どもがいなかったり、子どもがいても遠方に住んでいたりすることで、お墓の維持管理が困難になるケースが急増しているのです。
実際に、地方にあるお墓の管理に悩む方は少なくありません。
また、ライフスタイルの多様化も大きく影響しています。
生まれ育った土地を離れて暮らすことが当たり前になり、「先祖代々のお墓」という考え方自体が、現代の暮らしに合わなくなってきている側面もあります。
こうした社会背景から、「自分たちの代で負担を終わらせたい」「子どもに迷惑をかけたくない」と考える方が増え、お墓を持たない、あるいは墓じまいを選ぶ人が増えているというわけです。
大切なのは「想う心」。供養の本質と新しい選択肢
では、お墓がなければ、故人を供養する気持ちは薄れてしまうのでしょうか。
私は、決してそうではないと考えます。
葬祭カウンセラーとして多くの方のお悩みをお聞きする中で確信しているのは、供養の本質は、高価な墓石や立派なお墓にあるのではなく、故人を想い、偲ぶ心そのものにあるということです。
大切なのは、形式にとらわれることではありません。
たとえお墓という形がなくても、故人に想いを馳せ、心の中で対話し、感謝を伝えること。それこそが、何より尊い供養なのです。
そして幸いなことに、現代には、その「想う心」を形にするための、お墓以外の素晴らしい選択肢がたくさん生まれています。
経済的な負担を抑えながら、故人も、そして残された私たちも心安らぐ。そんな新しい供養のカタチを、これから具体的にご紹介していきます。
【費用5万円~】故人も安らぐ新しい供養のカタチ①:永代供養墓
「お墓の管理や継承のことで、子どもに負担をかけたくない」そうお考えの方に、まず知っていただきたいのが永代供養墓です。費用を抑えつつ、お墓の管理をお任せできる安心の仕組みとして、近年非常に注目されています。
永代供養とは?お墓の管理をお任せできる安心の仕組み
永代供養とは、ご遺族に代わって、寺院や霊園が遺骨を永代にわたって管理・供養してくれる埋葬方法のことです。多くの場合、最初に費用を支払えば、その後の年間管理費などはかかりません。
永代供養墓には、主に以下のような種類があります。
| 種類 | 特徴 | 費用相場(1名あたり) |
|---|---|---|
| 合祀墓 | 他の方の遺骨と一緒に、一つの大きなお墓や納骨室に埋葬される形式です。 | 5万円~30万円 |
| 個別安置墓 | 一定期間(例:13回忌、33回忌など)は個別のスペースで供養され、その後、合祀墓に移される形式です。 | 10万円~50万円 |
特に合祀墓は、最も費用を抑えられる選択肢の一つで、5万円程度から利用できるケースもあります。経済的な負担を減らしたい方にとって、非常に心強い選択肢と言えるでしょう。
関連記事: 浄土真宗の永代供養にかかる費用はいくら?永代経・合祀墓・個別墓の料金相場まとめ
メリット・デメリットを専門家が解説。後悔しないためのチェックポイント
永代供養はメリットの多い方法ですが、後悔しないためにはデメリットも正しく理解しておくことが重要です。葬祭カウンセラーの視点から、それぞれのポイントを解説します。
メリット
- 費用が安い
一般的なお墓を建てるのに比べて、費用を大幅に抑えることができます。 - 管理が不要
寺院や霊園が清掃や供養を行ってくれるため、ご自身で管理する必要がありません。 - 継承者不要
お墓を継ぐ人がいなくても、無縁仏になる心配がありません。 - 宗教・宗派不問の場合が多い
多くの施設で、過去の宗教や宗派を問わず受け入れています。
デメリット
- 遺骨を取り出せない
一度合祀されると、他の方の遺骨と一緒になるため、後から個別に遺骨を取り出すことはできません。 - 個別のお参りが難しい場合がある
合祀墓の場合、個別の墓石がないため、手を合わせる対象が共有の慰霊碑などになります。「自分だけのお墓」にお参りしたいという方には、物足りなく感じられるかもしれません。
永代供養を選ぶ際は、これらのメリット・デメリットを十分に比較検討することが大切です。
特に、合祀後の遺骨の扱については、ご家族やご親族とよく話し合っておきましょう。
「こんなはずではなかった」と後悔しないために、契約前に必ず現地を見学し、施設の担当者に詳しい説明を受けることを強くお勧めします。
【費用20万円~】自然に還る新しい供養のカタチ②:樹木葬
「最後は自然に還りたい」という想いを持つ方や、緑豊かな場所で眠りたいと願う方に、今最も選ばれているのが樹木葬です。
2025年に行われた調査では、お墓を購入した人のうち実に48.5%が樹木葬を選んでおり、2年連続でトップの人気を誇ります。
樹木を墓標にする「樹木葬」。その種類と費用
樹木葬とは、墓石の代わりに樹木や草花を墓標(シンボル)とするお墓のことです。遺骨は、シンボルとなる樹木の根元などに埋葬されます。ひとくちに樹木葬といっても、その形態はさまざまです。
| 種類 | 特徴 | 費用相場(1名あたり) |
|---|---|---|
| 公園型 | 整備された霊園内にあり、アクセスが良いことが多い。シンボルツリーの周りに複数の区画があるタイプなど。 | 30万円~80万円 |
| 里山型 | 自然の山林を活かした霊園で、より自然に近い形で眠ることができる。 | 20万円~60万円 |
費用は、埋葬方法や立地によって幅がありますが、20万円程度から探すことが可能です。
2025年の調査では、樹木葬の平均購入価格は67.8万円となっており、一般的な墓石のお墓(平均155.7万円)と比較すると、費用を大きく抑えられることが人気の理由の一つです。
失敗例から学ぶ。樹木葬を選ぶ前に知っておきたい注意点
自然志向で人気の樹木葬ですが、安易に決めると後悔につながる可能性もあります。
よくある「失敗例」から、事前に知っておきたい注意点を学びましょう。
注意点
- アクセスが不便な場合がある
特に里山型の場合、駅から遠かったり、坂道が多かったりして、高齢になってからのお墓参りが大変になるケースがあります。 - イメージと違った
パンフレットの写真では青々としていた樹木が、冬場は枯れて寂しい雰囲気だった、ということも。季節による景観の変化も考慮しましょう。 - 個別のお参りがしにくい
合同で埋葬されるタイプの場合、どこに向かって手を合わせればよいか分かりにくい、という声も聞かれます。 - 親族の理解が得られない
「お墓らしくない」「手を合わせる対象がないと寂しい」と、ご親族から反対されるケースは少なくありません。
私がお受けするご相談の中でも、特に多いのがご親族との意見の相違です。
樹木葬を選ぶ際は、なぜその場所を選んだのか、どのような形で供養していきたいのかを、ご自身の言葉で丁寧に説明することが不可欠です。
「自然豊かな場所で、静かに眠るのが故人らしいと思った」「管理の負担をかけずに、皆で時々訪れる場所にしたい」など、故人を想う気持ちを伝えることで、理解を得やすくなるはずです。
契約前には、必ずご家族やご親族と一緒に現地を訪れることをお勧めします。
関連記事: 樹木葬と散骨の違いとは?メリット・デメリット比較で選び方がわかる
【費用10万円~】都心でも安心の新しい供養のカタチ③:納骨堂
「お墓参りのアクセスは重視したい」「天候を気にせず、いつでも快適にお参りしたい」そんな現代のニーズに応えるのが、納骨堂です。
主に屋内に設けられた、いわば「室内のお墓」で、特に交通の便が良い都市部で人気が高まっています。
アクセス抜群の「納骨堂」。現代のニーズに応える屋内のお墓
納骨堂には、遺骨を安置するスペースの形状によって、様々な種類があります。
| 種類 | 特徴 | 費用相場(1名あたり) |
|---|---|---|
| ロッカー型 | コインロッカーのような棚に、骨壺を個別に安置するシンプルな形式です。 | 10万円~50万円 |
| 仏壇型 | 上段が仏壇、下段が納骨スペースになっており、自宅の仏壇のようにお参りできます。 | 30万円~100万円 |
| 自動搬送型 | ICカードをかざすと、バックヤードから参拝ブースまで遺骨が自動で運ばれてくる最新式です。 | 80万円~150万円 |
費用は種類や立地によって大きく異なりますが、比較的安価なロッカー型であれば10万円程度から利用可能です。
2025年の調査によると、納骨堂の平均購入価格は79.3万円でした。
天候に左右されず、仕事帰りなどにも立ち寄りやすい利便性の高さや、セキュリティがしっかりしている点も、多くの方に選ばれている理由です。
最新のDX技術も。進化する納骨堂の世界
実は納骨堂は、今まさにDX(デジタルトランスフォーメーション)によって大きく進化している分野です。
私自身、株式会社goennのCPOとして供養サービスの開発に携わる中で、その進化を肌で感じています。
例えば、先ほどご紹介した自動搬送型の納骨堂は、まさにテクノロジーの結晶です。
都心の限られたスペースを有効活用し、多くの遺骨を安置しながらも、プライベートな参拝空間を確保することができます。
その他にも、
- ICカード一枚で受付から参拝まで完結するシステム
- 遠方にいてお参りに行けない方のために、実際の参拝ブースの映像をライブ配信するサービス
- VR(仮想現実)技術を活用したバーチャル墓参り
など、ITを活用することで、時間や場所の制約を超えて故人を想う気持ちを届ける試みが次々と生まれています。供養の世界は、決して古い伝統の中だけにあるのではありません。
このように、現代の技術と融合することで、より多くの人の心に寄り添う形へと進化を続けています。
関連記事: 納骨堂とは?種類や費用・メリットデメリットを解説
【費用7万円~】お墓を持たない新しい供養のカタチ④:海洋散骨
「故人は海が好きだったから、最後は大好きだった海に還してあげたい」そんな想いを叶えるのが、海洋散骨です。
お墓を持たず、故人の遺志を尊重する供養の形として、近年関心が高まっています。
故人の遺志を尊重する「海洋散骨」という選択
海洋散骨とは、粉末状にした遺骨を海に撒く葬送方法です。
法律的には、節度を守って行えば問題ありません。
日本では散骨を直接禁止する法律はなく、1991年に法務省が「葬送の一つとして節度をもって行われる限り、違法ではない」との見解を示しています。
ただし、個人が独断で行うとトラブルの原因にもなりかねないため、必ず専門の業者に依頼することが不可欠です。
散骨の方法には、主に3つのプランがあります。
| 種類 | 特徴 | 費用相場 |
|---|---|---|
| 合同散骨 | 複数のご家族が一緒に船に乗り合い、散骨を行います。 | 7万円~15万円 |
| 個別散骨 | ご家族だけで船を貸し切り、プライベートな空間で散骨を行います。 | 20万円~30万円 |
| 委託散骨 | ご家族は船に乗船せず、業者に散骨を代行してもらう方法です。 | 5万円~10万円 |
最も費用を抑えられるのは委託散骨で、7万円程度から依頼できる場合があります。
ご予算やご希望に合わせて、最適なプランを選ぶことができます。
誰にでも向いているわけではない?散骨の注意点
故人の遺志を尊重できる素晴らしい方法ですが、海洋散骨が全ての方にとって最善の選択とは限りません。
カウンセラーとして、事前に必ずお伝えしている注意点があります。
注意点
- お参りの対象がなくなる
散骨を行うと、お墓のように手を合わせる具体的な対象がなくなります。散骨した海域を訪れてお参りすることはできますが、「お墓参り」という形を大切にしたい方には寂しく感じられるかもしれません。 - 遺骨が手元に残らない
一度散骨すると、当然ながら遺骨は手元に戻りません。後から分骨しておきたかった、と思っても叶いません。 - 親族の理解が得にくい
「遺骨を海に撒くなんてとんでもない」と、ご親族、特に年配の方から強い反対を受ける可能性があります。
海洋散骨を検討する上で最も重要なのは、ご家族・ご親族との十分な話し合いです。
なぜ散骨を選びたいのか、故人がどのような想いを持っていたのかを共有し、全員が納得した上で進めることが、後のトラブルを防ぐ鍵となります。
「自分たちだけで決めてしまった」ということがないように、時間をかけて丁寧に対話することを心がけてください。
【費用3千円~】故人を身近に感じる新しい供養のカタチ⑤:手元供養
「お墓は持てないけれど、故人をいつも身近に感じていたい」「毎日手を合わせる対象がほしい」そんな方に選ばれているのが、手元供養です。
その名の通り、遺骨の一部または全部を自宅などで保管し、供養する方法です。
今回ご紹介する中で、最も費用を抑えて始められる選択肢でもあります。
いつでも一緒。「手元供養」で叶える新しい絆
手元供養の魅力は、何と言っても故人の存在を身近に感じられること。
形式は非常に多様で、ご自身のライフスタイルに合わせて自由に選ぶことができます。
- ミニ骨壺
デザイン性の高い、手のひらサイズの小さな骨壺です。仏壇がなくても、リビングの棚の上などにさりげなく置くことができます。価格は3千円程度のものからあり、気軽に始められます。 - 遺骨アクセサリー
遺骨や遺灰の一部を納めることができるペンダントやリング、ブレスレットです。いつでも身に着けて、故人と一緒にいることができます。 - ミニ仏壇
コンパクトでモダンなデザインの仏壇も増えており、洋室にも違和感なく置くことができます。
このように、手元供養は「供養はこうあるべき」という固定観念にとらわれず、故人との新しい絆を育むことができる、非常にパーソナルな供養の形と言えます。
手元供養のその後は?将来を見据えた注意点
故人を身近に感じられる手元供養ですが、始める前に一つだけ考えておきたい大切なことがあります。それは、「将来、その遺骨をどうするのか」ということです。
ご自身が元気なうちは良いのですが、いずれご自身が亡くなった時、その遺骨を誰が引き継ぐのか、という問題が出てきます。
お子さんがいらっしゃらない場合や、お子さんに負担をかけたくない場合は、最終的な行き先を決めておくことが非常に重要です。
専門家としてのアドバイスは、手元供養を始める段階で、将来的な納骨先も併せて検討しておくことです。例えば、
- 「自分が亡くなったら、この遺骨も一緒に永代供養墓に納骨してもらう」
- 「一周忌までは手元に置いて、その後は海洋散骨する」
といったプランを立て、家族と共有しておくのです。
そうすることで、ご自身も安心して手元供養を続けることができますし、残されたご家族が将来困ることもありません。
長期的な視点を持って、ご自身と故人にとって最良のプランを考えてみてください。
よくある質問(FAQ)
ここまで新しい供養のカタチをご紹介してきましたが、それでもまだ、様々な疑問や不安が残るかもしれません。
ここでは、葬祭カウンセラーとしてよくお受けするご質問にお答えします。
Q: 一番費用を抑えられる供養方法はどれですか?
A: 手元供養が最も費用を抑えられます。ミニ骨壺であれば数千円から始めることが可能です。
ただし、本文でも触れた通り、将来的にその遺骨をどうするのかを考えておく必要があります。
次に費用が安いのは、5万円程度から可能な合祀タイプの永代供養墓です。
ご自身の予算と、どのような形で故人を偲びたいかを総合的に考えて選ぶことが大切です。
Q: お墓がないと、親戚から何か言われないか心配です。
A: ご親族への説明は、非常にデリケートで重要な問題ですね。大切なのは、一方的に決定を伝えるのではなく、誠実に対話し、理解を求める姿勢です。
私からは、以下の3つのステップでコミュニケーションをとることをお勧めしています。
- まず自分たちの考えをしっかり固める
なぜお墓を持たない(あるいは墓じまいする)という選択をしたのか、その理由(経済的な事情、継承者の問題など)を明確にします。 - 故人の遺志や事情を正直に話す
「故人が生前、自然に還りたいと話していた」「遠方でお墓の管理を続けるのが、どうしても難しい」など、具体的な理由を正直に伝えます。 - 様々な供養の選択肢があることを丁寧に説明する
「お墓がなくても、永代供養や手元供養といった形で、これからも大切に供養していく気持ちに変わりはない」ということを、今回ご紹介したような選択肢を例に挙げて具体的に説明します。
大切なのは、故人を想う気持ちは皆同じだという共通認識を持つことです。
感情的にならず、冷静に、そして誠実に想いを伝えてみてください。
Q: 散骨は法律的に問題ないのでしょうか?
A: 節度を守って行えば、法律で禁止されてはいません。ただし、個人が自己判断で、例えば近所の山や川に遺骨を撒くといった行為は、トラブルの原因となりかねません。
海洋散骨であれば、海岸から十分に離れた沖合で行う、漁業区域や養殖場を避けるといったルールがあります。必ず、実績のある専門の業者に依頼するようにしてください。
信頼できる業者であれば、法律や地域の条例を遵守し、周囲への配慮を徹底した上で、故人を見送る厳粛な儀式として散骨を執り行ってくれます。
Q: 永代供養にしたら、もうお参りには行けないのですか?
A: そんなことはありません。多くの場合、共有の参拝スペースや慰霊碑が設けられており、いつでもお参りすることが可能です。
ただし、個別のお墓とは異なり、他の方と共有のスペースで手を合わせる形になります。
また、施設によっては開園時間が決まっている場合もあります。
契約前に必ず現地を見学し、「どのような形でお参りができるのか」をご自身の目で確認しておくことが大切です。
Q: 故人が寂しくないか心配です。
A: 故人を想うそのお気持ち、とても尊いものです。しかし、どうかご自身を責めないでください。
繰り返しになりますが、供養で最も大切なのは、お墓の豪華さや形ではなく、残された人が故人を想い、心の中で対話することです。
どの供養の形を選んだとしても、あなたが故人を大切に想うその気持ちは、必ず届きます。物理的な距離や形は関係ありません。
あなたの心の中に、故人は生き続けているのですから。
まとめ
今回は、「お墓を買うお金がない」というお悩みを抱える方のために、現代における5つの新しい供養のカタチをご紹介しました。
- 永代供養墓 → 管理の負担なく、費用を抑えて永続的な供養を任せられる
- 樹木葬 → 自然に還りたいという想いを叶える、人気No.1の選択肢
- 納骨堂 → アクセス抜群の屋内で、天候を気にせず快適にお参りできる
- 海洋散骨 → 故人の遺志を尊重し、広大な海へ還す
- 手元供養 → 故人をいつも身近に感じ、自分らしい形で偲ぶ
経済的な理由でお墓を持つことを諦める必要は、もうありません。
むしろ、これだけ多様な選択肢の中から、ご自身やご家族、そして故人にとって最も心安らぐ方法を自由に選べる時代になったと言えるでしょう。
大切なのは、お墓の有無や豪華さではなく、故人を想い、偲ぶあなたの心です。
供養のことで悩んだら、どうか一人で抱え込まないでください。
この記事が、あなたの心の重荷を少しでも軽くし、前向きな一歩を踏み出すきっかけとなれば幸いです。
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また、日本葬祭アカデミー教務研修室にて「葬祭カウンセラー」資格を取得し、エンディング領域における専門性を活かした取り組みを進めている。
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